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偽物が売られる場所は偏っていて「すぐに逃げられる場所」に集中しています(実店舗を構えて手堅く商売している店にはあまり出回りません)。日本国内でも偽物が大量に流通していますので、こういうお店では買わないほうがいいという特徴は知っておいたほうがいいでしょう。偽物を掴まされるリスクはあるということを知っておいてください。

安すぎる場合は偽物だと思ったほうがいい

たまに定価の1/100くらいの値段で売っている店がありますけど、そこまで格安なのは99%偽物です。中古やアウトレットでもそこまで値段は下がりません。定価100万円の時計が1万円くらいで売られている場合など、安すぎる場合は買わないほうがいいです。

繁華街の路上販売に注意

繁華街を歩いていて声をかけらて店に連れていかれたり、路地裏で時計を売っている路上販売のお店は注意したほうがいいです。日本では規制が厳しくなってきた関係で少なくなってきましたが、今でもそうやって偽物を売っているお店はあります。こういうお店の場合 堂々とコピー品と宣言して売っていることがほとんど。コピー品にもランクがあって素人が見て一瞬でバレるようなものは安いですけど、精巧な偽物では10万円くらいで売られるものもあります。外観を完璧に真似るだけでなく中身のムーブメントまで本物に近いものを使用しているので秒針の動きまでそっくり、細部まで丁寧に仕上げたスーパーコピーはかなり高額になります。ちなみに海外でこういう時計を買うと帰国するとき空港で没収されます。

知り合いから買うのは意外と危険?

お店ではなく知り合いから買うのは慎重にしたほうがいいかもしれません。買う人も売る人もどちらも偽物と気づいてなくてオーバーホールのときに発覚するケースは実際にありますから。

知り合いから買って偽物だった場合その人に対して不信感を抱いてしまうことになるかも。相手に悪意が無くても結果的に偽物を押し付けられる可能性もあるわけです。

海外の人とのやり取りはハイリスク

日本人相手ではなく海外の人が相手だとリスクが上がります。何かあったとき相手が海外にいると対処のしようがないということもありえます。写真だけ本物でも送ってきた時計は偽物っていうパターンはよくありますし。クレームを入れると「あんたが偽物を用意して入れ替えた、このクレームは不当だ」と開き直る人もいます。こういうとき返金まで持っていくのはかなり難しいですし、精神的にぐったり疲れます。

意外なことに騙す気のない善良な人が売っている時計も危険です。素人だと偽物と気づいてないまま本物として売り出しているケースもあります。悪意が一切ないので危険回避の勘が働きません。相手に悪意が無くても結果的に偽物を押し付けられる可能性もあるわけです。

個人売買でも間に誰かが入ってくれるシステムがあればいいのですが、高級時計の個人売買はそういったものは無さそうですし。トラブルがあったときはすべて自分でなんとかする必要があります。時計をネットで買うなら個人よりお店で買うほうが無難です。

怪しいお店ではカード番号を送信しない

怪しいお店ではカード番号を送信しないようにしましょう。入力フォームを偽装してカード会社ではなく店にだけ番号を送るようにしていることがあります。
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通販オンリーの店より実店舗ありのほうがいい

もちろん通販オンリーの店にも優良店はたくさんあります。ただ実店舗のあるお店のほうが信用度は高いです。理由は何かあった時に逃げにくいからです。偽物のリスクを下げるには すぐに逃げられないお店を選びましょう。

まとめ:偽物はすぐに逃げられる場所で売られる

偽物が売られる主な場所は「すぐに逃げられる場所」に集中しています。偽物を売るのは信用を無くすとかそういうレベルではなく逮捕されますので、噂が広まる前に店を畳んで逃げます。長年同じ場所で商売を続けるということができないのです。

逆に実店舗を構えて長く商売している店だと偽物はあまり出回りません。